キーレスエントリー取り付け

「用心棒」という名前のキーレスを買ってみました。

ガンモーター、アンサーバック、サイレン付きで9000円弱でした。

カブリオレ買ったら絶対付けようと思ってたので早速取り付けてみます。

 

 

これがキット全体です。海外のモノのようですが日本語の説明書も付いていて簡単に出来そうです。

 

 

まず、ガンモーターの取り付けをする為にドアの内張りを剥がします。

内張りの外し方はこちらでご確認下さい。(FC3Sの小部屋 http://www.fc3s.info/

カブリオレは三角窓があるのでクーペよりも少しコツがいります。

内張りを外すときに最後に内張りを上に上げて外すのですが、

カブリオレは三角窓のあたりがキッチリはまってて外れにくいですが

ドアの右の方から徐々に上げていくと外れます。

取り付けの際もドアの右の方からガスガスとはめていくと三角窓のあたりも自然に入ります。

 

 

キーレスユニット本体からガンモーターに繋ぐ配線です。

これをドアの蛇腹を通します。蛇腹を通す為にカシメ等は通した後にします。

 

 

この蛇腹を通します。

 

 

配線を誘導する為に少し硬めの針金を使います。障害物に当たっても曲がらずに反る

程度の硬さがベストです。

針金は内装や配線を傷つけないように先を丸くするか、ビニールテープで保護しましょう。

 

 

 

車内から見ると蛇腹のあたりに四角い穴が開いているのでそこから針金を入れます。

最初はそこから蛇腹を全部通そうと思ったのですが考えが甘いようでした。

とても蛇腹まで針金がたどりつけません・・・。諦めて蛇腹を剥がすことにしました。

しかし、この方法はお勧めできません。後で書きますが・・・。

蛇腹を引っ張るとゴムがめくれるので取り敢えずそこまで通します。

室内から針金を入れるより蛇腹の方から針金を入れたほうが楽です。写真は通した状態。

 

 

配線を通した状態の写真です。

配線の端に針金を繋ぐのではなく長めにして真ん中あたりに針金を巻きつけます。

それを他の配線を傷つけないように強引に引っ張ります。

あまり強引過ぎると引っ張っている配線が切れてしまうので気をつけて下さい。

この後、配線の端をこちらに引き出します。

 

 

 

今度は同じ様に蛇腹の中を通します。

作業をやりやすくするために下の蛇腹もめくって外しました。

蛇腹の中は結構スペースがあるので簡単に通る筈です。

蛇腹を通せればドアの中までは簡単に通せます。

 

 

 

配線をドアの中まで引き込んだら、蛇腹を元に戻しましょう。

しか〜し!!この作業メチャメチャ大変でした。

狭いところでパッキンを完全に入れなければならず凄く面倒です。

後から思ったのですがゴム部分は外さずこの白いプラスチック部分から外せば

簡単だったかもしれません。

 

 

ドアの中に配線を通しました。

 

 

 

次にモーターを固定します。固定する部分は写真の箇所ですが

モーターをロックのリンクと平行させて固定する必要があります。

写真の上のロッドがドアノブのリンクで、下のロッドがドアロックのリンクです。

 

 

 

モーターを固定する為に付属のステーを使います。

上部にネジがあるのでそのネジに固定します。ネジの形の方が大きいのでヤスリで削りました。

ステーの下の部分は写真の様に折り曲げておくといいです。

ちなみにカブリオレのドアはぶ厚く出来ており、サービスホールもクーペに比べて少ないです。

クーペの方が少し楽に出来るかも知れません。

 

 

 

 

下の部分はステーを固定する為の穴がないのでドリルで穴を開けます。

そこに付属のタッピングビスを入れて写真の様に固定します。

これだけではモーターを固定するのに不安定なのでもう一本ステーを使用します。

キットにはステーが一本しか含まれてないためホームセンター等で購入して下さい。

私は知人に全く同じものを頂きました。

 

 

 

写真の様に二本目のステーも固定します。

二本目のステーの上側はナットに挟んでいるだけです。

本来ならドリルで穴を開けて固定したいところですが鉄板が二枚あったので断念しました。

これでも十分固定されてるので問題ないと思います。

 

 

 

次にモーターとロッドリンクを繋ぐロッドをモーターに取り付けます。

買った状態だとロッドが長すぎるので写真くらいの長さに切ります。

 

 

 

モーターとロッドを写真のように固定します。

ロッドはロックのロッドと平行になるように少し曲げる必要があります。

あとはモーターと引っ張ってきた配線を繋げばドア内の作業は終了です。

(この取り付け方法だと青と緑の線はモーターと逆に繋ぐ必要があります)

ちなみに動作確認するまではドアの内張りは付けない方が無難です。

私のはこの状態でうまく動きましたが、もしうまく動かなかった時にすぐに直せるように・・・

 

 

 

次に本体のアースを取ります。FCの場合は写真の様に青赤・緑赤・黒の線を

ボディアースに落とします。

運転席足元の適当なサービスホールにアースを固定してください。

私はサービスホールに気づかずサイドシルの所にドリルで穴を開けて固定しましたが・・・。

 

 

 

すみません・・・ここから先は写真がありません。時間が無かったのでちゃちゃっとやってしまいました。

このあと緑黄・青黄・赤の配線を+Bに接続します。私はオーディオから取りました。

(これは説明なしでもできますよね?)

 

一応この状態でロック・アンロックは出来る筈です。リモコンを押してモーターがちゃんと動くか確認して下さい。

 

次にロック・アンロックの時に光るハザードの配線をします。

これは少し面倒です。

運転席足元の右側にプラスチックの内張りがあるのですが、それを取ると黒いボックスがあります。

図で説明するとF−01になります。真ん中のY-07 F-02あたりがハンドルになります。

F-01は足元あたりにあります。そのBOXの手前にあるのがクルーズコントロールのBOXです。

クーペだとGT−LIMITED以外はクルーズコントロールのBOXはありません。

(こんな図載せてしまってもいいのだろうか・・・?)

 

このユニットに繋がっている線の束がユニットの下側から出ている筈です。

下側にはこの線の束しかない筈なのですぐにわかると思います。

その線の束が以下のような組み合わせかどうか調べて下さい。

7本すべてがこの色でしたら正解です。

あとは緑黒・緑白にハザードの黄色い線をエレクトロニックタップで結線するだけです。

緑黒・緑白の線が細いのでタップによってはうまく噛ませれない場合もあります。

その時はタップの金属の歯をプライヤー等で狭めてやればうまく噛ませれます。

 

これで一応本体の配線は完了です。

本体の固定ですが私はクルーズコントロールのユニットの上に両面テープで固定しました。

 

 

最後にサイレンの接続ですが赤の線をハザードの黄色い線のダイオード(黒い部分)より

本体側へタップで噛ませて、黒い線をアースに繋がってる線にタップで噛ませれば完了です。

サイレンの音は結構大きいので私は室内に取り付けました。

エンジンルームとかに取り付けると住宅街ではちょっとうるさいかもしれません。

セキュリティの威嚇音みたいな音量です。

逆に室内に付けると乗ってる最中に操作すると耳が痛いくらいの音がします。

 

 

 

最後にハザードの確認をします。ウィンカーが正しく動くか、ハザードが正しくつくかも確認して下さい。

問題なくロック時一回点灯、アンロック時二回点灯しています。

音も「ピョッ」、「ピョッピョッ」って感じでちゃんと鳴っています。

なんか情けない音ですが・・・。

 

以上で作業は終了です。

わかりにくい箇所等ございましたらお気軽にお聞き下さい。

わかる範囲でお答えします。

   

inserted by FC2 system